【魂の法則:ヴィセント・ギリェム】「10.人間の転生とそれが霊性進化に果たす役割」より

【魂の法則:ヴィセント・ギリェム】

こんにちは、\イッカク です。/

今回は、
人間の転生と霊性進化について
深遠なる学びになっています。

絶対に、学校では、教えていない
いや、教えられない内容です!

前回までNo.09 を
終えてますので
順に見てください!

ヴィセント・ギリェム氏による
「魂の法則」のコンテンツについて
以下、情報を置いときます。

■10.人間の転生とそれが霊性進化に果たす役割 魂の法則

<以下は、私が気に入った部分の文字起こしです>
【】内は追加情報や私のコメントです。
<引用開始>____________
*もう話に出てきているのですが、
転生とは何かを、正確に定義してい
ただけますか。
輪廻転生は、肉体生または肉体化が
何度も起きることを示唆している。
つまり、ある身体を誕生から死に
至るまで活性させていたのと
同じ存在、または同じ魂が、
新しく生まれる者に
再び宿ることができ、物理的な
世界での新しい人生を
生きられるということだ。

*霊性進化における
輪廻転生の目的とは何ですか。
魂の学習は、
学校での学習と似ている。
学校では、勉強をする期間と、
生徒が学んだことを試される、
評価または
試験の期間が交互にくるが、
霊性の学習でもこれと同じことが
起きる。
肉体をまとわない時期には、
魂は勉強をして霊的な準備をする。
肉体に宿っている間は、
何からも強制されずに、
顕現した魂の自由意志に
基づいて、自分が習ったことを
実践しようとする。
肉体化する一回一回が、
特定の課程を評定する機会だ。
その評価に合格すれば、
次の課程の学習へと進め、
霊的次元で新たな教えを
学び始める。
そして、魂の準備が整い
新たな知識が身につくと、
実践を通してそれを
自分のものにしようと、
再び肉体に宿るのだ。

*中には、僕には乗り越える自信が
持てないような厳しい試練に、
人生
で取り組む人もいるようですが。
各魂はそれぞれの人生で、
その転生に特有で
自己の能力に見合った試練に
直面する。
魂は転生以前に、前進するには
どのような試練が必要なのかを
理解しているので、
肉体に宿る前の期間に、
それらの試練を上手く
乗り越えられるように
念入りに準備をする。
それは決勝戦に参加する
スポーツ選手が、偶然
そこに到達できた訳ではなく、
一年中熱心に努力をして、
事前の様々な選別テストに通って
きたのと同じだ。
だから、誰も、超えることのできない
試練に直面することなどないのだ。

*転生の必要性が何なのか分かりません。
なぜ物質界で、何度も生きる

必要があるのですか。
一年で育成される生徒がいるかい?
一年で多くを学んだとしても、
学べなかったことは
常にあるだろうし、
もっと時間が要ることも
あるだろう。進化途上の魂も
生徒であり、それと同じように
一年以上を要するのだ。
つまり、必要とされ習いたい
と思う全てのことを学ぶには、
一度以上の人生が
必要となるのだ。

*ここで一度生きてから
別の存在次元に行って、
地球に戻ることなく向
こうで
進化し続けることはできないのですか。

可能ではあろうが、
たった一度しか着ていない服を
捨てるのが勿体ないように、
最大で百年しかもたない君たちの
物理生を一回しか
使用できないのだとしたら、
何十億年という時間を
かけて地球を形成し、生命を
育む条件を発展させた物質界を、
非有効活用することに
なってしまう。
これは、資源の
効率利用という問題だ。
一学年度だけしかない学校が
あるかい? 君たちの世界では、
生徒は学校を変える必要なく
同じ校舎で六年間は
過ごすだろう。
たとえば小学校では、
生徒は六歳から十二歳まで通う。
そして、小学課程を修了して
初めて、中等教育へ移り
学校を変える。
育成中の魂にもそれと同じことが
起こるのだ。
君たちの惑星は、
小学校にいる年頃の魂が
学びに来る、初等教育の学校の
ようなものだ。
この学校、この世界が教えられる
ことを全て学習し終えた時に、
さらに高度な教育を
施す別の学校に移れるのだ。
つまり、自己の進化レベルや
学習の必要性に
見合った別の世界へ
転生することが可能となるのだ。
それまでは、
地球かまたは同等レベルの世界で、
進化し続けるのだ。

*以前にも生きたことがあるのなら、
どうして前世を思い出せないので
すか。
現在の君たちの進化状態では、
そうすることが魂のためだからだ。

*過去の生とされるものを、
どうして忘れる必要があるのですか。

現在の人生の目的に集中するには、
自由意志で行動する妨げとなる
自他の記憶をなくして、
過去の行為に言動が制限されないように
する必要がある。

【自由意志で行動する妨げと
なるのは、「余計な知識」の場合も
あるのではないか?
自由意志で思考することに対する
妨げで、人生知らないほうが、より
創造的になる場合が自由である
かもしれない。】

*それでは永続的な進化の法則と
矛盾するようですが。魂が前世で
学ん
だことを思い出せないとしたら、
毎回ゼロからのスタートに戻ることに

なりませんか。
具体的な思い出は忘れてしまうが、
霊的に学習した事は忘れない。
それは魂の霊的な記憶として
保管されるが、肉体の記憶には
留まらないので、その意味では
どの転生も確かに
ゼロからのスタートとなる。
君たちに分かるよう、
昨今の例を挙げよう。
ある人がコンピューター情報処理学の
最初の課程を始めたとして、
コース開始時に、練習したり
問題や課題をメモリーに保存するために、
パソコンを一台与えられたとしよう。
コース修了時には、学生は
コンピューター処理に関する一連の
事柄を学んでいる。
翌年はクラスが変わり、
パソコンも変わる。
新しく与えられるパソコンは
メモリーは空だが、
より大きな処理能力を持ち、
知識を増やしても対応できる
もっと大きな容量がある。
その学生が、
最初のパソコンのメモリーから
二台目に、文書や課題を移せなかった
としても、情報処理について
学んだことは忘れはしない。
その知識を使って新しいパソコンを
好きなように設定できるので、
ゼロからのスタートとはならず、
初年度で得た知識を駆使できるのであり、
一台目のパソコンや作成済みのデータが
どうなるかには影響されない。
魂が新しい肉体に宿る時の身体は、
年初に学生に渡され学習に
使用していくメモリーゼロの
新しいパソコンのようなものだ。
肉体は時間と共に消耗していき、
しまいには魂の進化を継続させるには
役に立たなくなる。
それが古いパソコンを
「退職」させなければならない時で、
つまり魂が肉体から離れる時なのだ。
物理的な記憶である頭脳は
残りの肉体と共に消滅するが、
霊的な記憶はそうならず、
その人生で学んだ全てを記録する。
魂は肉体から分離している状態では、
肉体に能力が制限されることがないので、
前世の詳細の全てにアクセス可能なのだ。

*それでは、死んだら全ての過去生を
思い出せるのですか。

魂がこれまでの転生期間と
非転生期間に経験したことは全て、
個人的に利用できるように保存されるが、
魂が余り進化していなければ
最近の転生までしか
記憶をたどることができない。
魂が進化するにつれて、
前世の記憶を遡る能力が増すのだ。

*前世を忘れる必要性がまだ理解できません。
前世の記憶が
どうして魂
にとって不都合なのでしょうか。
僕には、どちらかと言うとその反対に

思えるのです。
魂が過去生の記憶を保持できれば、
進化の工程にもっと自覚を持ち、

転生を有効に活用して成長しようとしませんか。
君の理論は特定の進化レベルに達した
魂にとっては正しいのだが、
進歩の少ない魂は知識を適切に使えず、
情報過多で発展が妨げられる
怖れがあるので、
有益にはならないのだ。
そのため過去の情報は、
魂が進化してそれを知る努力を
してゆくに従って、
入手し易くなるという訳だ。

*過去生の記憶がどのように
人の進化の妨げとなるのか
はっきりしない
ので、
理解できるような例を挙げて下さい。

いいだろう。
誰かが過去生で殺人を犯し、
本人も、一緒にいた他の魂たちも、
その人の悪業を覚えているとしよう。
今この魂は、自分が犯した罪を反省し、
新しく始める人生で償いをする
つもりだとする。
そして過去に一緒に暮らし彼が
したことを覚えている人びとの間に、
再び生まれ変わったとする。
このような状況では、
その人は
自分の過去に刻印を押されてしまい、
殺人をしたと覚えている人たちから
軽蔑され続けるだろう。
それは、彼らが霊的に
進化していないために、
誰もが過去に間違いを
犯したことがあって
更正の機会が無数に必要なのだ、
と理解できないからである。
だから、過去の落とし前をつけようと
彼に復讐をしたがる者も
いるかもしれない。
同じように、当人も周囲の重圧で
自分を責め立て、
最悪のケースでは、
彼を追い込む者に仕返しをして
再び犯罪行為に走ることもあり、
その場合には、改善どころか
霊的に停滞してしまうことになるのだ。

*過去生を忘れれば、
どんなメリットがあるのでしょう。

魂が、証人保護プログラムで
守られたとでも考えて欲しい。
保護された証人は
かつての犯罪者だが、
正義に協力するので昔の仲間の報復から
逃れられるように、
新しい身分と別な場所での新職を
あてがい、危険から遠く離れた
新生活で社会復帰させようとするのだ。
転生することと
過去生を忘却することでは、
これと同じ、
新しいアイデンティティーを獲得する
という効用が得られるのだ。

これはいつでも必ずそうなのですか。
つまり死なずに生きている間は、

過去生でのことを思い出せないのですか。
決して思い出せない訳ではない。
実際最初に言ったように、
特に幼児期においては自発的に
思い出す人たちもいるし、
退行催眠術によって
詳細を思い出せる人たちもいる。
東洋では、過去生を自発的に
思い出す子どものケースが、
西洋よりもずっと多い。
これは、輪廻転生を信じる
地域であるために、
子どもたちが覚えていることを
話しても親に禁じられないためだ。
しかし、過去の事が
人を愛せない口実にされないように、
愛の学びにおいて
充分に進歩した魂が大多数
生まれ変わる世界にならない限り、
意識的な記憶を
持つことは無理であろう。
我々が皆兄弟であり、
誰しも過去に間違いを犯しており、
更生するために
無数の機会が必要とされたことを
理解できた時に、
思い出せるようになるだろう。
より進歩した世界では、
前世の一つや二つ思い出せるのが
普通なのだ。

*引き合いに出されましたが、
ヒンズー教とか仏教などの輪廻転生を
じる東洋の宗教が主流となる地域の方が、
僕たちの地域よりいいとは思
えません。
ヒンズー教がいい例で、
輪廻転生の信仰が
人類の不平等を正当化する
ために
利用されているじゃないですか。
カースト制度のことを指して
るのですが。
これは、魂を進化させるのは
内面的な成長であって
外面的な知識でないことを知る、
いい見本だろう。
輪廻転生の存在を信じていても、
我欲(エゴ)を正当化するために、
その意味づけを変えてしまったのだ。
また、進歩の少ない魂は、
知識を正しく使えずに情報過多で
発展が妨げられてしまう、
といういい例である。
カースト制度を正当化する
ヒンズー教徒は、
魂の直近の過去も知らずに、
不可触民階層に生まれた者は
前世で悪行をしたと想定し、
その人を助ける代わりに、
その人生をできる限り困難なものに
する口実としてカースト制を
利用するのだ。
【この考えが、長い間の主人と奴隷
制度という西洋の考え方にも
通じるかもしれない】
物質的にもっと恵まれた階層に
転生しているのに、
恵まれない者に
手を差し伸べる代わりに、
自分で努力をしても窮乏から
抜け出れないように踏みつけるのだ。
不平等を正当化するのは、
我欲に根ざした
嘆かわしい結論だ!
こうして、物質的に恵まれているから
優位だと思っていた者が、
窮乏や人種差別や無理解を
身をもって体験するように、
次の転生では、不可触民のような
悲惨な環境に生まれ出る
羽目になるのだ。
この経験の後で、もう一度
支配階層に転生するなどして、
社会の諸相を変更できる
立場になれば、
不可触民の前世で内面的に
学んだことを思い出して、
カースト制度の廃止に
尽力することになるかもしれない。
これと反対に、
後世に生まれた仏教は、
精神的にずっと進んでいるので、
輪廻転生の信心を維持すると共に
隣人愛の信念も取り入れていて、
隣人愛を妨げる口実を
探そうとはしていない。
そのため、
仏教徒は輪廻転生の信奉者だが
階層主義者ではなく、
カースト制度に反対なのだ。
<引用終り>____________

■編集後記
自分が、現在、どれだけ進化しているのか?
という「試金石」があったようです。
それが、
我々が皆兄弟であり
誰しも過去に間違いを犯しており
更生するために
無数の機会が必要とされたことを
理解できた時に
思い出せるようになるだろう。
という認識を常日頃、持っているか?
どうかなのでしょう。

この認識を持っていることは
他人に対して、「謙虚」になれる。
よく、TVで、交通事故の加害者の名前が
報道されたときに
その加害者を「極悪人」のように
見てしまいがちですが、
もしかして、自分も
「人生での様々な間違い」を犯して、
他人の命を奪っていたかもしれないと
戒めることですね。

人の振り見て我が振り直せ

これが、効いてることわざでしょう。

前世の一つや二つ思い出せるように
自分の霊を進化したいと
思うことが大切なんですよね。

そのためには日頃から、
「小さなことでも、コツコツ変えていく」
という努力が必要でしょう。
そして、あるとき、
つまり、気づいたときに
「自分を省みる」のでも、
漫然と何もしないよりは確実に
進歩があるはずですよね。

人の振り見て我が振り直せ」は、
他人さまの良いところを
自発的に自分も見習う、
という意味もあると思いますし、
「悪いところを悔い改める」
ばかりではないのですよね。

他人さまを観察して「素敵だなぁ」
と素直に感じたところがあれば、
それを自分も真似てみる。
そうすれば、悪いところは
どんどん減っていって、
良いところを取り入れて
霊の進化につながっていくと思います。

 

では、また。

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