発信OS① メイン発信OSを見直す ― なぜ私はメインのWordPressから離れるのか

発信OS

こんにちは、\イッカク です。/

今回から「発信OS」というカテゴでのシリーズ開始です。
(設計についてAIアトラッシとの交信)

メイン発信OSを見直す
― なぜ私はメインの
WordPressから離れるのか

はじめに ― WordPressを捨てたいわけではない

これまで私は、メインの発信場所としてWordPressを使ってきた。
長いあいだ記事を書き、積み重ね、サイトを育ててきた。
だから、今回「メインのWordPressから離れる」と言っても、
WordPressそのものを否定したいわけではない。

むしろ、これまで使ってきたからこそ、あらためて考えてみたのである。
「私は、何のためにブログを書いているのだろう?」
この問いから、今回の見直しは始まった。

1.そもそも、私は何のためにブログを書いているのか

ブログを書く目的は、人によって違う。
検索順位を上げたい人もいる。
広告収入を得たい人もいる。
企業の集客をしたい人もいる。
自分の作品を販売したい人もいる。
では、私の場合はどうなのか。
もちろん、アクセスが増えることは嬉しい。
多くの人に読んでもらえれば、それに越したことはない。

しかし、それが第一の目的ではない。
私がやりたいのは、
自分が考え、観測し、掘り下げてきたことを文章として残し、
それを誰かに届けることだ。

特に最近は、「アトラス織物記」を通じて、
国家OS、
目的関数、
制御回路、
出力回路、
透明性など、
社会の仕組みそのものを観測してきた。

つまり、私にとってブログは
「サイトを運営すること」が目的なのではない。

「考えたことを発信すること」が目的なのである。

2.発信するためのOSが、 発信そのものを圧迫していないか

ここで、少し妙なことに気づいた。

ブログを書くためには、発信するための「器」が必要になる。

WordPressは、その器として非常に高機能だ。

自由度も高い。
デザインも変更できる。
さまざまな機能を追加できる。
細かな設定もできる。

しかし、自由度が高いということは、
それだけ「管理する対象」が増えるということでもある。
更新する。
設定する。
調整する。
確認する。
不具合があれば対応する。
セキュリティも考える。
プラグインも管理する。

もちろん、それらが必要な人にとっては大きなメリットだ。
だが、私自身に問い直してみた。
「私はブログを書きたいのか?」
それとも、
「私はブログシステムを運営したいのか?」
ここで、少し立ち止まった。

3.WordPressという「高機能な器」を観測してみる

ここで、これまで私が続けてきた
「国家OS」の観測方法を、
自分自身の発信環境に当てはめてみることにした。

国家OSを観測するとき、
最初に見るのは「目的」である。

何のために、この仕組みは存在するのか。

次に、その目的を実現するために、
どのような制度や構造が組まれているのかを見る。

さらに、その仕組みを維持するために、
どれほどの資源が必要なのかを見る。

これを自分のブログに当てはめる。

目的は「発信すること」。

では、その目的に対して、現在のシステムは本当に最適なのか。

ここで重要なのは、「WordPressが良いか悪いか」ではない。
自分の目的に対して、現在の発信OSが適合しているかどうかである。

4.手段が目的化すると、何が起こるのか

これは、国家OSを観測していて何度も出てきた問題でもある。

本来、制度は目的を実現するための「手段」である。

ところが長い時間が経つと、
制度を維持すること自体が目的になってしまうことがある。

ブログでも、同じことが起こり得る。
「サイトを維持する」
「サイトを綺麗にする」
「SEOを改善する」
「プラグインを管理する」
「アクセス解析を見る」
もちろん、これらは必要な作業だ。

しかし、それが大きくなりすぎると、
本来の目的である
「書くこと」
「考えること」
「届けること」が後ろに追いやられてしまう。

これは、私にとって見過ごせない。

なぜなら、私が本当に時間を使いたいのは、
システム管理ではなく「観測」だからである。

5.Bloggerへ移すという「発信OSの再設計」

そこで、私はメインの発信OSを見直すことにした。

その選択肢の一つがBloggerである。

BloggerがWordPressより優れている、と言いたいわけではない。
むしろ、WordPressにはWordPressの強みがある。

自由度という点では、
WordPressの方が優れている場面も多い。

しかし、私が必要としているものを考えてみると、
話は変わってくる。
「記事を書いて公開する」
まず、これができればいい。

そのうえで、サイトを維持するための余計な
費用負担をできるだけ減らしたい。

つまり、私は「高機能なOS」を求めているのではなく、
「目的に対して必要十分なOS」を求めているのである。

6.これは「WordPress対Blogger」の話ではない

ここは、誤解されたくないところだ。

今回の判断は、
「WordPressはダメだ」
「Bloggerの方が優れている」
という話ではない。
そうではなく、

「自分の目的関数が変わった」
あるいは、
「自分の目的を、もう一度確認した」
という話なのだ。

以前は、WordPressの持つ自由度や
拡張性が必要だったのかもしれない。

しかし、今の私は違う。

現在の私にとって重要なのは、
サイトそのものを育てること以上に、
そこで何を観測し、何を考え、何を書くのかである。

だから、発信OSも、それに合わせて変える。

7.国家OSと発信OSに共通するもの

ここまで考えて、少し面白いことに気づいた。

国家OSを観測していたはずなのに、
いつの間にか、自分自身の発信OSを観測していたのである。

国家も、ブログも、構造として見ると似ている。

まず「目的」がある。
その目的を実現するための「仕組み」がある。

仕組みを動かすための「資源」が必要になる。

そして、時間が経つと、
その仕組みを維持すること自体が目的化する危険がある。

だからこそ、定期的に観測しなければならない。
「今、この仕組みは、本来の目的に奉仕しているだろうか?」
この問いは、国家だけに向けるものではない。
企業にも、組織にも、個人にも向けることができる。
そして、自分自身にも向けなければならない。

8.目的関数から、もう一度システムを選び直す

アトラス織物記で、私は「目的関数」という言葉を使ってきた。

国家が何を最大化しようとしているのか。
何を優先し、何を犠牲にしているのか。

その見えない糸を観測してきた。

ならば、自分のブログについても同じことをしなければならない。
私の発信における目的関数は何なのか。
それは、
「自分が観測したもの、
考えたことを、できるだけ自由に、
継続的に、誰かに届けること」
である。

そう考えたとき、発信OSに求める条件も見えてくる。

複雑である必要はない。
豪華である必要もない。
管理することに時間を取られすぎる必要もない。

必要なのは、「書くこと」に集中できることだ。

おわりに ― 発信する人間が、発信OSを選ぶ

私は、WordPressを否定するために、
メインの発信場所を変えるのではない。

自分の目的をもう一度確認した結果、
現在の自分に合った発信OSへ移ろうとしているだけである。

これは、ある意味で小さな実験でもある。
「発信するためのシステムは、どこまで簡素化できるのか?」
「システムを維持する時間を減らしたら、何が生まれるのか?」
「発信OSを変えることで、観測そのものに集中できるようになるのか?」

しばらく、この状態を観測してみたい。

そして、もし結果が出れば、
それもまた一つの「観測結果」になる。

国家OSを観測していた者が、
自分自身の発信OSを観測する。

考えてみれば、これもまたATLAS的な話なのかもしれない。

結局のところ、
「システムは、目的のために存在する。」
目的が変われば、システムも変えていい。

そして、目的に合わなくなったシステムを、
ただ維持し続ける必要もない。

私は今、発信するためのOSを、
自分自身の目的に合わせて、もう一度選び直そうとしている。


つづく。

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