こんにちは、\イッカクです/
今回も論考:
「制度設計された大衆未来と生存選択」からの脱出の4回目を以下に置きます。
第4章 値札を貼られた命──誰が私を保有しているのか?
赤ん坊がこの世に誕生した瞬間、その存在は「届け出」として制度に登録される。
出生証明書、マイナンバー、住民票──。
それらは本人の“命”の証明とされているが、
実はもうひとつ、“知られざる登録”がなされているという説がある。
それは、生まれた人間ひとりひとりに割り当てられる、裏の人格(ストローマン)。
その存在は金融システムと連携し、国家や特定の組織にとって、
命そのものを“資産”として評価するための帳簿のような役割を果たす。
■ 誰が、命に値段をつけたのか?
「出生証明」は、生命の証明ではなく、
国家という法人に対して「この命は登録済です」と届け出る儀式である。
そしてその瞬間、あなたの命には“信用スコア”が裏で付与され、
それを担保に国家が国債を発行し、金融機関が取引を行っている──
そんな驚くべき話が、海外の調査報告や告発資料で語られている。
民衆は知らぬ間に、命の価値を担保に“債権”を発行されている可能性がある。
その“債券”は、あなたの名義のもとで、しかしあなたの手には決して渡らない。
■ 死ぬと、誰かが“利確”する仕組み
一部で噂される「秘密の死亡保険」は、
本人が知らぬ間に契約され、特定の機関がその保険金を受け取るというものだ。
・生活保護者
・戸籍を持つすべての日本人
・貧困層や管理下にある国民
これらの人々が死亡すると、
自動的に“登録済みの何者か”に保険金が支払われる仕組みが存在するという。
その金額は、一人あたり約1,500万円前後とも言われる。
しかも、その収益は遺族に渡ることなく、
金融機関・国連系機関・自治体・医療連携財団などに流れる。
こうした構造があったとして、なぜ私たちは氣づけないのか?
それは、あまりに制度の“表の顔”が整っているからである。
■ 人間を資産とみなす“裏帳簿の世界”
こうした仮説に共通しているのは、
人間を“商品化”し、“管理”し、“利回り”を生む存在と見なしているという点だ。
・出生=担保の登録
・教育=将来労働力の開発
・医療=支出と利権の収益化
・死亡=回収と清算
この流れが、あらかじめ設計されていたとしたら?
命は制度の中で、“管理可能な金融商品”として流通しているのではないか。
■ 「保有者」は誰か──本当に私たちは自由か?
この問いが最も恐ろしい。
「あなたの命は、あなたが持っていないかもしれない」
そんな可能性に向き合わざるを得ない時代に、私たちは生きている。
出生届を出した時点で、“国家に属する個体”として登録され、
その動向・収入・医療情報・信用行動がすべて数値化され、
やがて死亡によって“精算”される──。
そんな構造に、すでに組み込まれてはいないか?
■ では、命の主権を取り戻すには?
まず、「氣づく」こと。
命に値札を貼られたままでは、
私たちの選択も、人生も、自由ではない。
マイナンバーも、保険制度も、診療報酬制度も──
すべてがつながって、命を“監査される対象”にしているならば、
その構造の外に立ち、命の尊厳を取り戻す思想と実践が必要だ。
制度に従うだけでは、生かされるだけの人生で終わってしまう。
だが、氣づいた者から「生きる側」に還ることはできる。
命は誰のものか。
誰の帳簿に記載され、誰の収益に換算されているのか。
次に訪れる未来は、**“選ばされる生”ではなく、選びなおす生”**の先にしかない。
では、また。