こんにちは、\イッカク です。/
今回は、どうして戦争が起きちゃうのか?
そう、戦争を起こしてしまう構造として
戦争をさせちゃう物語=戦争ナラティブが
存在することが、分かりました。
では、その構造を以下に示します。
戦争ナラティブの正体 ― 現代日本と中国の事例から考える平和の視点
戦争ナラティブとは、
戦争や対立を正当化するために作られる「物語の流れ」のことです。
ニュースや政治家の発言、
報道の順序や強調点に巧妙に組み込まれ、
あたかも戦争が避けられないかのような印象を私たちに与えます。
コレを理解することで、
私たちが無意識に動かされる心理の仕組みが見えてきます。
1. 根源の意図(Intention)
戦争ナラティブの起点は、
戦争や対立を引き起こそうとする勢力の意図です。
現代日本と中国の例で考えると:
中国側:
領土や資源、軍事的影響力の維持・拡大日本側:
自国の防衛と国民の安全保障の確保
これらの意図は国民には直接見えませんが、
ナラティブの土台として存在しています。
たとえば2025年12月8日、日本の航空自衛隊機が
中国の軍艦からレーダー照射を受けた事件も、
双方の国家戦略や意図が背景にあります。
2. 情報の構造(Information)
意図を社会に伝えるために、
情報や物語が巧みに構造化されます。
具体的には次のような流れです:
12月8日、
中国の軍艦によるレーダー照射のニュースが報じられる政治家や報道機関が
「挑発行為」「極めて残念」と表現SNSや解説番組で
危険性が強調される
このように情報が組み立てられることで、
国民心理は自然に
「敵は危険だ」
「守らなければ」
という方向に誘導されます。
ここでナラティブの骨格が社会に形成されます。
3. 現象化(Imagination)
情報が意識や行動に影響し、
現実の摩擦や事件として現れます。例えば:
航空自衛隊や海上自衛隊の警戒態勢強化
国民やメディアによる不安・抗議の盛り上がり
政府の外交・防衛対応の強化
こうして、
国民は無意識のうちに「戦争の危険性」を感じ、
社会全体がナラティブの中に入り込んでしまいます。
表面的には偶発的に見える事件も、
ナラティブの一部として認識されるのです。
なぜ知ることが重要か
戦争ナラティブの存在に気づくことで、
私たちは挑発や情報操作に振り回されず、
冷静に「本当に戦う必要があるのか」を考えられます。
挑発行為や偶発的事件はナラティブの一部に過ぎず、
その構造を理解することが、平和を守る第一歩となります。
現代の事例からの教訓
情報の強調の仕方一つで、
⇒ 国民の心理は大きく動かされる「敵の危険性」「自国防衛の正当性」は、
⇒ ナラティブの中で自然に作られる偶発的事件もナラティブの現象化であるため、
⇒ 感情だけで判断してはいけない
この流れを理解すれば、
私たちは社会の心理操作に流されず、
平和を推進する選択を自覚的に行えるようになります。
以上、平和を望む方は、この情報を拡散ねがいます。

