大石明子氏へのエール――構造から見た、この演説の意味

アトラス理論で読む

こんにちは、\イッカク です。/
今回は、明子さんへのエールです。

この演説に、エールを贈る

この演説は、単なる選挙演説ではありません。

それは「政策の羅列」でも、「感情の発散」でもなく、
いまの日本社会がどこで壊れ、
何が隠され、何が誤魔化されているのか
を、
生活者の視点から一気に可視化した“構造提示”でした。

アトラス理論の構造で読み解くと、この演説は極めて明確です。


対立軸を、逃げずに一本に絞った

この演説が強い理由は、
対立構造を曖昧にしなかった点にあります。

  • 生活者・庶民

  • 経済的上位層(グローバル資本・財界・既得権)

この一本の軸から、一切ブレていない。

多くの政党がやる「みんなに良い顔をする減税」とは違い、
誰のための政治なのかを、
最初から最後まで固定して語っています。

これは、Information(制度・政策)を語る前に、
Intention(誰を守るのか)を先に提示している、
という点で、
非常に成列度の高い構造です。


「偽物の減税」を偽物だと、はっきり言った

今、ほぼ全政党が減税を掲げています。
しかしこの演説は、そこに真正面から切り込みました。

  • やる気のない減税

  • 効果が出ない設計

  • 議論を空転させるための争点潰し

これらを「第2ステージの偽物」と明言したことは、
政治的にはリスクでありながら、構造的には極めて誠実です。
つまり、「れいわ」以外は茶番を演じてる可能性が大きいのです。

なぜなら、
Information(減税)だけが飛び交い、
その意図である、Intentionが隠された状態
こそが、
今の日本政治の乱列の核心だからです。


消費税廃止という一貫性

「れいわ」は。2019年から一貫して消費税廃止を掲げ続けてきたこと。
これは主張の強さではなく、時間耐性の問題です。

流行りでも、選挙向けでもなく、
批判されても、笑われても、引っ込めなかった。
廃り流行りの土俵(マネタイズ)に乗ってない。

この「変わらなさ」は、
Imagination(社会に起きる現象)を見据えた上での
Information設計であり、
後追いで言い出した他党との決定的な差です。


怒りを、破壊ではなく再接続に使っている

この演説は、確かに怒っています。
しかしその怒りは、分断を煽るためのものではありません。

  • なぜこんな解散が許されたのか

  • なぜ説明責任が果たされないのか

  • なぜ生活者が切り捨てられ続けるのか

怒りの矛先は、常に構造そのものに向いています。

これは、感情がImaginationで暴走している状態ではなく、
Intentionに回収されている怒りです。

だからこそ、この演説は「過激」に見えても、
構造的には非常に冷静です。


この演説が投げかけている問い

この演説は、有権者にこう問いかけています。

  • あなたは、どちら側に立つのか

  • 誰の政治を許してきたのか

  • 本当に守られるべき人は誰なのか

これは支持を強要する問いではありません。
観測者としての覚醒を促す問いです。


エールとして

山本太郎氏の不在という状況の中で、
この演説は「個人のカリスマ」ではなく、
構造としての「れいわ新選組」を前に出しました。

草の根、生活者、怒り、現実、そして一貫性。

この演説は、
「声を上げてもいいんだ」という許可を、
多くの人に与えたはずです。

政治は、誰かが代わりにやってくれるものではなく、
自分の生活と地続きのものだということを、
この演説は確かに伝えています。

その一点において、
この演説は、今の日本に必要な“成列した振動”でした。

エールを込めて。


では、また。

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