第1章:制度は誰が守るのか:制度設計と国民生活

制度設計と国民生活


こんにちは、\イッカクです/
今回は、国民生活に関わる制度設計についてです。

まずは、コチラを

■制度の重要性と現状認識

皆さん、想像してください。
私たちが普段何気なく利用している道路や橋、公共施設、
スーパーで手に取る食材、
その背後にはどんな制度があるのでしょうか。
実は、その制度の設計こそが、
国民の生活の安心・安全を左右しています。
しかし現状、
私たちの生活を守るはずの制度は、
十分に機能していないばかりか、
特定の利権や企業の利益を優先する構造に
なっている可能性があります。
制度が壊れれば、
日常生活の安定は脅かされ、
将来世代にまで影響が及びます。

■食料自給率と減反政策の問題

日本の食料自給率はわずか38%と低水準です。
しかし米については自給率100%が可能であり、
増産すれば国内消費を賄うだけでなく輸出も可能です。
それなのに政府は「減反政策」を続け、
必要以上に生産を抑えています。
この政策の背後には、
利権構造や既得権を守る意図が
あるのではないかと指摘されています。
皆さんは、毎日の食卓に並ぶ輸入米や加工食品に
どのくらい注意を払っていますか?
カリフォルニア米など、
スーパーで販売される輸入米には
防腐剤や保存料が含まれ、健康への影響を懸念する声があります。

■JAの役割と株式会社化の危険

さらに、JAの役割にも目を向けてください。
JAは単なる農協ではなく、
「食料のインフラ」として国民の健康と安全を守る
重要な存在です。
輸入農産物の残留農薬検査や
備蓄米の管理など、
私たちの命と生活を支えてきました。
しかし、
自公政権はJAを「株式会社化」し、
株主優先の体制へと変えようとしています。
もしこれが実現すれば、
食の安全が損なわれ、
国民が置き去りにされる事態が生じかねません。

皆さん、自分や家族の食がどのように守られるべきか、
そしてそれを支える制度は
どのように設計されているのか、考えてください。

■インフラ整備の軽視と民営化の懸念

インフラについても同様です。
道路や橋、水道、電力施設などは営利目的ではなく、
私たちの生活の基盤として存在しています。
ところが政府は
水道民営化を進め、
利益を追求する企業が運営する状況を作ろうとしています。
水道民営化が進めば、
料金の上昇や水質管理の低下が懸念されます。
皆さん、日常で使う水や道路の安全が脅かされることに、
どれほど意識を向けていますか?
過去には、公営で管理されていた水道や道路が、
地域住民の生活を支えていました。
それを営利目的に変えてしまうことは、
制度設計の根本を誤らせる行為です。
市民のための制度を破壊しています。

■過去の失敗から学ぶ

少し歴史を振り返ってみましょう。
郵政民営化の際、
国民の郵便・貯金・保険サービスが市場原理にさらされ、
利益優先の管理が行われました。
その結果、
地域格差やサービス低下が生まれ、
国民の信頼を失いました。
現在、同じことがJAや水道などの重要インフラで
起こる危険性があります。
過去の失敗を繰り返さないために、
私たちは制度設計の意図を正しく理解する必要があります。

■制度設計の意図と国民の責任

制度は誰のために作られ、
誰を守るために存在するのでしょうか。
政府が行う政策の多くは
表向きには効率や成長を目的としていますが、
その裏では特定の企業や利権層を優遇する構造が
組み込まれていることが多々あります。
その結果、国民の生活は後回しにされ、
未来世代にリスクが押し付けられるのです。
皆さんは、
自らの生活と未来を守るため、
どのように制度を見極め、
行動すべきか考える必要があります。

■行動を起こす重要性

私たちが安心して暮らすためには、
現状を正しく認識し、
声を上げ、行動することが求められています。
選挙に行くことはその第一歩です。
「行かなくていい」と思えば、
子供たちの未来に負の影響が及びます。
危険なワクチン接種や制度の不備、
JAの株式会社化、
水道民営化など、
現実に進められている政策は、
すべて私たちの生活と将来世代に関わる問題です。

■学びと連帯の呼びかけ

皆さん、学んでください。
そして、周囲の人々にも伝えてください。
JAや公共インフラの重要性、
食の安全の意味、
制度設計の意図を共有することが、
社会全体の意識改革につながります。
小さな声でも、
連帯して行動すれば、大きな変化を生むことができます。
デモや勉強会、地域での情報共有は、
制度を正しく守る市民の力の表れです。

■制度設計と国民生活の未来

制度設計と国民生活は切り離せません。
私たちが無関心でいる間に、
制度は特定の利権や企業の利益に傾き、
国民の生活は守られなくなります。
考え、学び、声を上げ、行動してください。
未来を担う子供たちのために、
そして自分自身のために、
今こそ立ち上がる時です。
皆さんの一歩が、国民生活を守る大きな力になります。

つづく。

 

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