傘の下で語る、日本の独立とは何か

日本の独立

こんにちは、\イッカクです/
今回は、日本の独立について考えます。


傘の下で語る、日本の独立とは何か

こんにちは。今回は少し長い話をします。
でも、どうか最後まで聞いてください。
これは、政治の話でも、
陰謀の話でもありません。

これは、「言葉を取り戻す」ための話です。

 

傘の下にいるということ

日本は、戦後ずっと「アメリカの傘の下」にいると言われてきました。
それは、守られているという意味でもあり、
同時に、自分で青空を選べないということでもあります。

たとえば、2025年度の防衛費は約8.4兆円。
関連経費を含めると約9.9兆円にのぼります。
これは、国内総生産(GDP)に対して約1.8%の水準です。
政府はこの数字を、補正予算を使って
年内に2.0%まで引き上げる方針を明言しています。

この「2.0%」という数字は、単なる財政指標ではありません。
それは、国家の姿勢の転換点を示すものです。
かつて日本は、長年「防衛費はGDPの1%以内」
という暗黙のルールを守ってきました。

それが今、倍増されようとしている。

そして、その中身を見てみると、
約1兆76億円がアメリカ製兵器の購入に使われています。
これは「FMS(有償軍事援助制度)」という仕組みによるもので、
契約相手は企業ではなく、アメリカ政府です。

しかも、価格も納期も、
すべて向こうが決める。

たとえば、F-35A戦闘機は1機あたり173億円
前年より33億円も値上がりしています。
F-35Bは221億円
空中給油機KC-46Aは558億円
これらは、円安や物価高の影響もありますが、
契約条件を日本側が変更することはできません。

まるで、言葉の通じない契約書にサインさせられて
いるようなものです。
でも、これって本当に「守られている」って言えるのでしょうか?

 

第一章:誰がこの国を語っているのか

まず最初に考えたいのは、
「誰がこの国を語っているのか」ということです。
テレビで話す人、政治を動かす人、制度を設計する人。
その中に、
本当にこの国のことを思っている人はどれだけいるでしょうか?

時には、外から来た人が、
内側から制度を動かしていることもあります。
それが悪いとは言いません。
でも、「誰が語っているのか」を知らずに、
言葉を信じるのは危険です。

いや、高市総理が語っているから・・・
その認識は、正しいですか?
彼女は、アメリカ指導の入った官僚が書いた台本を
読んでいるに過ぎません。

たとえば、防衛費のうち約2.6兆円は人件費です。
誰がその予算を使い、
誰がその兵器を運用するのか。
その「語り手」が見えなければ、国のかたちも見えてきません。

独立とは、「語る権利を取り戻すこと」。
まずはそこから始めましょう。

 

第二章:見えない手に操られていないか

次に考えたいのは、「見えない手」の存在です。
ディープステートという言葉を聞いたことがあるかもしれません。
それは陰謀ではなく、構造の話です。

官僚機構、金融システム、軍事契約。
これらが複雑に絡み合って、
誰が決めているのか分からない状態になっている。
FMS制度もその一例です。
契約を破棄することは原則できず、
納期が遅れても、価格が上がっても、文句は言えません。

しかも、装備費は約4.8兆円
その半分以上が、
アメリカ製の兵器に使われているとも言われています。
それは「選んでいる」のではなく、
「選ばされている」構造です。

独立とは、「選び直すこと」。
見えない手に、見える言葉をぶつけることです。

 

第三章:統治のかたちを見直す

今の日本は、議院内閣制という仕組みで動いています。
でも、誰が責任を取るのか、
分かりにくいですよね。
首相は選ばれているようで、
実は政党の力学で決まっている。

もし、大統領制だったらどうでしょう?
国民が直接選び、責任も明確になる。
もちろん、制度には一長一短あります。

でも、「選び直す」という視点が大事なんです。

たとえば、GDP比2.0%という目標。
それを誰が決め、誰が説明し、誰が責任を負うのか。
その「顔」が見える政治が必要なのです。

独立とは、「形式を選び直すこと」。
自分たちの言葉で、統治のかたちを決めることです。

 

第四章:信仰と政治の境界を引き直す

旧統一教会系の問題、
聞いたことがあると思います。
信仰は自由です。
でも、政治に入り込んで、
制度を動かすようになると話は別です。
現在の高市政権では、この辺が濁っています。

信仰の皮をかぶった契約者たちが、言葉を歪めてしまう。
グローバリズムと戦うには、
まず思想の自立が必要です。
そして、信仰と政治の境界をはっきりさせること。

たとえば、装備費の中には「思想の輸入」も
含まれているかもしれません。
兵器だけでなく、戦略や価値観まで、
外から持ち込まれている。 それを見抜く力が必要です。
まあ、それをたとえば、自衛隊に求めることはデキませんが。

詩的に言うと、こういうことになってませんかね。
「制服は日本のもの。だが、目はアメリカのもの。
引き金を引く手は、自衛隊。
だが、照準を決めるのは、契約。
それでも、青空は存在するなぁ。」
敵味方の判定基準が
「アメリカの安全保障観」に基づいている可能性が高いのです。

独立とは、
「信じることの責任を取り戻すこと」。
誰の言葉を信じるか、自分で選ぶことです。

 

第五章:戦後の呪文を解く

戦後、日本はGHQによって制度を作り直されました。
教育、司法、報道、軍事。
その多くが、敗北の記憶に基づいています。

でも、敗北は永遠ではありません。
呪文は、解かれるためにある。
今こそ、「戦後」を終わらせる時です。

たとえば、GDP比1%という暗黙のルールも、
戦後の呪文の一つでした。
それが今、2%へと書き換えられようとしている。
その意味を、私たちは問い直す必要があります。

独立とは、「過去を終わらせること」。
新しい言葉で、未来を語ることです。

 

第六章:言葉の国を築く

最後に必要なのは、
「マトモナ政治」です。
それは、言葉が届く政治。
契約が見える政治。
誰が語り、誰が選び、誰が責任を負うのか。
そのすべてが、はっきり見えること。

たとえば、FMS契約の中身。
それが国民に説明されることは、ほとんどありません。
でも、約1兆円の税金が使われている。
それを「見える化」することが、言葉の政治です。

独立とは、「言葉の国を築くこと」。
誰かの言葉ではなく、日本人の自分たちの言葉で
国を動かすことです。

🌅 終わりに:青空は元からそこにある

傘は広い。 でも、青空が見えない。


では、また。

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