ハンガリー、オルバン首相「ウクライナの戦争に巻き込まれたくありません。」

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こんにちは、\イッカクです/
今回は、ハンガリー、オルバン首相の発言について


■編集後記
NATOの設立意義(ソ連抑止、集団防衛)は、
ウクライナ紛争で部分的に復活したが、
東方拡大や内部の不一致により、
設立時の単純な枠組みから乖離。
ウクライナ対ロシアを
「グローバリズム・テロ国家 vs 国民国家の代理戦争」と
見る視点もある。
それは、ロシアやオルバンの
反グローバリズムのレトリックに共鳴するが、
ウクライナの主体性や
紛争の複雑さを過簡略化するリスクがある。
ハンガリーにとって、
この枠組みはオルバンのナショナリズムと
地政学的「値踏み」を正当化する。
(ロシアとの関係を損なわない「値踏み」の戦略)
しかし、
EU・NATO依存の現実を無視できない。
ハンガリーがDMZ的役割で和平を現実化するのは、
地政学的に賢い戦略かもです。
NATO・EUに留まりつつ、ロシアとの対話を維持し、
ブダペストを和平の場として確立できれば、
国際的地位を高め、中欧の安定に貢献可能。
ただし、ウクライナ・ロシア双方の信頼獲得、
NATO・EUとのバランス、
エネルギー依存の克服が課題。
ハンガリーは「グローバリズム vs 国民国家」の
二元論を乗り越え、
実利的な和平外交で
「中間者」としての独自性を発揮すべきでしょう。

では、また。

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