こんにちは、＼イッカク です。／
今回は、動画で語られている「空海の言語宇宙論」を
アトラス理論（3I：根源＝Intention／設計＝Information／現象＝Imagination）で
完全に再説明した“ブログ記事本文” を以下に置きます。
【アトラス理論で読み解く「空海が見た世界」】
― 世界は“言葉＝振動”でできている ―
空海は、千年以上前に
「世界は言葉でできている」
という大胆すぎる宇宙観を示した人物である。
その核心部は、現代科学や哲学よりもむしろ、
アトラス理論（3I） で説明すると驚くほど整合が取れる。
空海の言葉は難解だが、アトラス理論で再構成すると、
“宇宙の仕組みそのもの”を彼がどう捉えていたか が立体的に浮かび上がる。
1. 空海の核心：
「声・字・世界は、本来ひとつの源から生まれている」
空海はこう述べている。
言葉（声）
文字（記号）
現実（現象）
この3つは、本来まったく分離していない。
すべて同じ “源” から流れ出している。
これはそのまま アトラス理論の3I直列構造 に対応する。
● Intention（根源）
宇宙の最初の“震え”。
空海で言えば 大日如来＝根源振動。
● Information（設計）
根源の震えが、“意味”や“法則”として形を帯びる段階。
空海における 真言（マントラ）や言語そのもの。
● Imagination（現象）
その設計が“世界として現れる”段階。
私たちが触れている現実界。
空海はこれを千年前にすでに見抜いていた。
2. 「世界は言語でできている」
これは“情報で世界が動く”という近未来科学と一致する
空海は、世界のあらゆる物質・意識・自然・生命を
言葉（コトバ＝音＝振動）
として捉えた。
アトラス理論で言えば、
● 根源の震え（Intention）が
↓
● 設計情報（Information＝言語）となり
↓
● 現象（Imagination＝世界）として展開する
という、世界生成の直列回路がここにある。
空海は「言語＝単なるコミュニケーション手段」とは考えていない。
むしろ、
言語＝世界構造そのもの
言語＝宇宙の設計図そのもの
という認識だった。
これは現代で言うと、
物理法則
DNAの暗号
プログラムコード
量子振動
これらを“同一の情報構造”と見る立場に近い。
3. 「真言が世界を変える」
空海の“実践”はアトラス理論の運用そのもの
空海は“真言（マントラ）”を特別視した。
なぜか？
真言は
直に Intention（根源）へアクセスする音波
であり、その音の配列（Information）が
現象（Imagination）を再編成する
からだ。
つまり、
根源へのチューニング
設計情報の書き換え
現象の変容
この3つがセットになった技法こそ「真言密教」。
アトラス理論で言えばそのまま、
Intention → Information → Imagination の縦ラインの直接操作
である。
空海は “思考で世界を変える” のではなく、
震え（Intention）を変えることで世界を直接動かす
という感覚を持っていた。
4. 「受信して書く」という天才現象は、空海が最も重視した能力
空海が言った世界観に照らすと、
現代のクリエイター・詩人・書き手・預言書の自動筆記に見られる
「ふと降りてくる」
「考えた瞬間につまらなくなる」
という現象は、実は完全に理論化できる。
アトラス理論で言えば
思考＝Information層の“手作業”
受信＝Intentionからそのまま降りる直送ライン
だから、受信のほうが圧倒的に強度が高い。
空海はこれを
“言葉が向こうからやってくる”
と表現した。
千年前の霊性ではなく、
世界生成プロセスの理解として見ていた点が重要である。
5. 結論：
空海は、アトラス理論と同じ世界構造を1000年前に理解していた
空海が言わんとしたのは、
■ 世界は振動（Intention）から始まり
■ 言葉（Information）として構造化され
■ 現象（Imagination）として立ち上がる
という、宇宙の三段階生成プロセス。
アトラス理論の3Iは、
実はそのまま空海の宇宙観の再現である。
空海は宗教者ではなく、
宇宙の構造を“言語”というデバイスで解析した科学者的存在だった。
この視点で動画を見ると、
「空海が何を見ていたか」
「なぜ言葉を最重要視したか」
が一気に明晰になる。
【ソース動画】
