こんにちは、\イッカクです/
今回は、農林中金を今後どうしていくのか?について。。。
こんな主張をなさっておられた方がいます。
■編集後記
農林中金を回復するには
・コメの価格を上げる
・株式増資で資金を集める
という、話ですが、、
郵政民営化との対比で、話が及びました。
農協=JA=農林中金
⇒怪しい債権を買って、溶かした!😱
とも思えるのですが、、、
さて、、
この動画の主張者は、総合商社によって
大規模農業・漁業を推奨し
小規模はすべて、潰すべきだと主張していますね。😱
考え方に、一理ありですが、
日本の農業水産業は、
この方の言う通りに実施したらどうなるのでしょうか?
破綻の憂き目に合うかもしれません。
なので
この動画の主張者へ、以下を考慮すべきと考えます。
1. 農林中金の破綻提案の再検討:
破綻ではなく改革を
動画の主張:
農林中金は「使命を終えた」として
破綻させ、資本金をJAに返還し、
金融庁が整理組織を作るべき。
問題点:
農林中金はJAバンクの約100兆円の預金を運用し、
農家や地域経済への融資を支える
中核機関(2023年時点、)です。
破綻はJAバンク全体の信頼性崩壊や
農家の資金繰り悪化を招き、
郵政民営化時の地方サービス縮小
(ゆうちょ銀行の地方支店縮小、)のような
混乱を引き起こすリスクが高い。
資本金返還は理論的には可能だが、
農林中金の資産(債券、CLOなど)の清算や債務処理は複雑で、
JAや農家の資金が大幅に減少する可能性
(例:2024年の1.8兆円赤字の影響)がある。
金融庁による整理組織の設立は、
りそな銀行の国有化(2003年)のような
大規模介入を必要とし、政治的・経済的コストが膨大。
折衷案:
破綻よりガバナンス強化:
農林中金の赤字(1.8兆円)は
金利上昇や高リスク運用(CLO)の失敗が原因。
なので、破綻ではなく、
運用戦略の見直し
(例:国債中心の安定運用、CLOの段階的売却)と
第三者監査の導入を優先。
農林中金の自己資本比率(約25%、2023年)は
健全であり、破綻の必要性は低い。
JA負担の軽減:
1.4兆円の増資負担はJAや農家に重い。
政府による一時的な資本注入(例:財政投融資)や、
JAの資金調達を補助金で支援し、農家の負担を最小化。
(こども家庭庁などへ配分するより有効では?)
透明性の向上:
農林中金の運用実態(例:海外債券の評価損)を公開し、
JAや農家の信頼を維持。
Xでの「国民収奪」懸念に対応し、情報開示を強化する。
では、また。